年中行事
この時期の年中行事、梅シロップ作り。
妻がこの時期、毎年作ってくれます。
アリガトウ!。
めちゃくちゃウマイ!お湯割りも旨いし、無糖炭酸水で割っても美味しい。
クエン酸とムメフラボンが疲れを癒してくれます。
梅には
青酸配糖体が含まれるため
加水分解されるまでの一か月は
ひたすら待つのみ。
手間暇こそが贅沢。
梅にまつわる漢方ばなしは沢山あるのですが
今回のテーマは
年中行事。
で・・・
画像のペンの先をごらんください。
たびたびこのブログに登場の漢方の古典【傷寒雑病論】の金匱要略、果実菜穀禁忌併治第二十五
の一文。
『五月五日勿食一切生菜発百病』
意訳すると・・・
旧暦の五月五日は一切の生野菜を食べないようにしましょう。
食べちゃうと色々な病気になっちゃうよ!
という感じでしょうか。
この一文の前後の禁忌はその殆どが漢方の病理学的理由が
それとなく述べられているのですが・・・。
この一文はただただ
五月五日は生野菜を食べないようにということと
病気になるよという文言だけ・・・。
私は上手く説明できません。
今度先輩にでも聞いてみようかな。
説明は出来なくても先人の教えは信じているので
我が家はこの日は生野菜食べません。
我慢というよりも健康を願うプチイベントとして
実行しています。
【健康祈願】
なんでもお正月のお雑煮の菜っ葉を武士は食べない・・・。
と聞きました。
理由は
菜っ葉を残す・・・菜を残す・・・名を遺す(なをのこす)・・・成功する
という意味らしい。
もしかして五月五日は端午の節句
勝負(菖蒲)、武運の節句だから菜を残すかな・・・?。
イヤイヤこれ(お雑煮)は端午の節句が日本に入ってからの話なので
古代中国の話ではないし。
謎は深まるばかり。
ちなみに今年の旧暦五月五日は
令和2年6月25日(木)です。
皆さん一緒にいかがですか?
生野菜をこの日の24時間、我慢してみます?。
結論の無いお話でした。
薬局長
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