きな薬局公式ブログ

久々の更新です。

令和７年３月１０日(月)は都合により
臨時休業となります。
よろしくお願いいたします。

写真の花は
レンギョウの花です。

漢方薬の荊芥連翹湯の連翹(レンギョウ)です。蓄膿症や
にきびなどに

繁用される処方です。

巷ではよく使われていますが

私は、まだまだ勉強不足で他流派の処方まで
調合した事がありません。

荊芥連翹湯は一貫堂医学派の森道伯先生(1867～1931)
の経験方です。

四物湯と黄連解毒湯を合した温清飲に
荊芥・連翹・防風・薄荷・枳殻・甘草・白止・桔梗・柴胡
を加えた処方です。

温清飲は皮膚の痒みにも使われますので
痒みや化膿、炎症のオールラウンダーのような構成ですね。

連翹はモクセイ科レンギョウの果実で気味は
苦寒で体の上部(上焦)に対する消炎作用が
あります。

もう少し研究して使えるようになりたい処方です。

Creepy Nuts-NOBISHIROをBGMに
しながら・・・

まだまだ伸びしろのある
薬局長でした。

伸びしろしかないわっ！？