2019年08月18日

そうかぁ~切ないかぁ~

2400gの蜂蜜の瓶

2.4kgの蜂蜜の瓶です。

きな薬局では桂枝茯苓丸や八味腎気丸などの丸剤を作る際

の結合剤としてつかいます。

こんなおおきな蜂蜜の瓶見たことないだろうと思い

ウチの子に見せると

『切ない・・・』と一言。

働きバチは一生にティースプーン一杯分の蜂蜜を集めると

TVでみたようで・・・。

確かに切ない・・・。


そこでチョット調べてみました。

働き蜂一匹が一生で5gの蜂蜜をあつめる。

働き蜂の一生はおよそ1か月。

蜂蜜は巣で貯蔵されると4分の1に濃縮される。


ということは2.4㎏のこの1瓶で1920匹分のハタラキ

搾取したことになります。

たしかに切ない・・・。


蜂の集める花蜜はショ糖(砂糖)は蜜蜂の前胃の酵素で加水分解され

転化糖(果糖+ブドウ糖)に変化します。

転化糖に変化すると砂糖より甘く感じます。

さらにおもしろい特徴として

転化糖に含まれる果糖は温度が高いと甘味が弱くなり

温度が低いと甘味が強くなる性質があります。

夏の冷たい飲み物の甘味料に最適という事です。

少ない量で強い甘味を感じるのですから。

蜜蜂さんの大切な蜂蜜、大切に大切に使わせていただきます。

蜜蜂さんありがとう。

おかげさまで立派な丸剤がつくれます。感謝。

ゲッキツの花と蜜蜂


薬局長


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