2020年06月28日

美〇は使いません。

令和二年六月二十八日
ホワイトニング

おフランスの大手化粧品メーカーさんが

商品から【美白】の文言を排除するという

ニュースが目に留まりました。

今まで気にせず使っていたので

ドキッとしました。

少し思いやりが足りなかったことに反省。

まだまだ気づかずに傷つけていないか

気になります。

気付きって大切。日々精進。

漢方薬にも【しみ】への効能があるのが

たびたび登場の

桂枝茯苓丸

コレ・・・桂苓丸

美白やホワイトニングという表現

を説明の時に使ってたかもしれません。

これからどう説明したらイイのでしょう。

そうだっ!

〇〇〇〇〇〇と言おう!。

↑ナイショ。

ちなみに桂苓丸が効くのは

瘀血(オケツ)が原因のしみ・くすみ・干斑(肝斑)

など。干斑は最近肝斑と記述されることが多いですが

先輩からは干骨(頬骨のあたり)の上に在る斑だから

カンパンと教わりました。

但し肝機能とも関連するので

肝斑の意味合いも大切。

干斑は皮膚の毛細血管のうっ血や

皮下出血の色です。メラニンのシミとは

出来るメカニズムが異なります。

内出血なのでレーザーは適応しません。

レーザーでかえって真っ黒くなったら

それは内出血・皮下出血の干斑だと思います。

よって西洋医学では止血剤の

トラネキサム酸が繁用されているようです。

私の経験的にはトラネキサム酸が効くのだけれども

飲み辞めるとまた干斑が出ちゃうとか

全体のクスミがなかなかとれないという時は

桂枝茯苓丸がオススメです。

しかし、桂苓丸も体質を選ぶ漢方なので

貧血気味の方やある体質の方にはオススメできません。

自己判断で服用はせず、身近な専門家にご相談の上

服用することが大切です。


多様性は大切。

桂苓丸(ケイレイガン)に敬礼(ケイレイ)!!

またダジャレ。

薬局長

業務連絡
只今たいへん予約が混み合っております。
半月から一か月半お待ちいただく状態が
続いております。
三密を避けるためにも
必ずご予約下さるようお願い申し上げます。


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