2015年03月31日

きらんそう

きらんそう
薬局の玄関に
きれいな紫色の花穂があがりました。
シソ科の草花で彼岸の頃に茎と葉が
地面にべったりとくっつき(ロゼット状)
蓋をするようなさまから
別名 地獄の釜の蓋とも呼ばれます。
一説には痛み(地獄)に蓋をするほどの
効き目という意味でそうよばれることも。

その他にも筋骨草キンコツソウ
弘法草ともよばれています。

和名のキランソウは地面に密生して
咲いている様子が金襴(キンラン)と
いう織物に似ているのでその名が
付いたようです。

キンコツソウという名前からも
関節痛などによいことがイメージされますが
実際にエクジステロンというステロイド骨格
を持つ成分が含まれていることが判ってい
ます。そりゃ効くわけだ!
私の知る限り漢方処方には含まれていませ
んが、民間療法や健康食品として販売も
されています。
おわり。あれ?今日はオヤジギャグ無し?


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Posted by きな薬局公式ブログ at 17:28 │草、楽、薬